おはようございます!
ローフードマイスター・カジュアルベジタリアン料理教室Meimeiです^^

2020年東京オリンピック、そして2025年には大阪万博!!(あれ?これって1964年と1970年の出来事と同じじゃない???)日本国内、今は揺れに揺れています。
準備が着々と向かっている中、ある意味準備中なんでしょう。五輪関係者の中でも続々と「パワハラ」「セクハラ」などの不祥事で摘発されまくっています。
まぁ、今回はその話は置いといて^^
日本国内揺れに揺れているのは、実は日本国内の飲食店もなんです!(ちなみに過去の東京五輪と大阪万博の時は色が外食化、洋風化しました)
日本人はベジタリアンへの理解がすこぶる低い!!!
人々がベジタリアンである理由の多くはこちら⬇︎
①宗教上食べない
②アレルギー体質で食べることができない
③ベジタリアンだから、自分で食べないと決めている
最近でこそ、アレルギーの知識は広まってきました。でも日本人からすると、③はものすごく理解されにくい!!
で、一部の人は思う。
「アレルギーないなら食べれば?」
「好き嫌い?わがまま?」
って。
相手を理解しようとしない、相手も自分と同じだ、"普通"の枠にいないと除外する。だれかの同調がないと不安。日本人の悪い癖。
でもね、自分の食事をどうするか、その内容に対する決意はその人の生き様にも関わってくるとても大切な部分。
だから狭い価値観で「食べられないわけない」なんて決めつけちゃ絶対にダメです!
ベジタリアンって聞くと、私たち日本人の多くは、「動物性が全般にダメで、お野菜食べている人なんだなぁ〜」と思うかもしれませんが、それは間違い。ベジタリアンにはとても多くの種類があるのです。
もっともっと細分化するとたくさんいますが、こちらをご覧ください。
ベジタリアン=ヴィーガンではないんです。
○フルータリアン:果物を主として食べる人。そしてアメリカでの果物とは実がなるものすべて。ナス、トマト、キュウリなども実がなるため、すべてフルーツ。大根、人参などは、木や茎に実がなるわけではないのでお野菜。
○ヴィーガン:衣食住すべてにおいて、動物性を避ける人
○ダイエタリーヴィーガン:植物性食品を摂取するが、衣服に動物性はOK。
○ラクトベジタリアン:基本的には穀菜食だが、乳製品は食べる。
○オボベジタリアン:基本的には穀菜食だが、卵は食べる。
○タクトオボベジタリアン:基本的には穀菜食だが、乳製品と卵は食べる。
○ぺスコベジタリアン:基本的には穀菜食で、お肉は食べないがお魚、乳製品、卵は食べる。
○セミベジタリアン:基本的には穀菜食で、お肉を食べる割合が少ない。
どうでしょう??
もっともっと種類はあります。
私はゆるいベジタリアン。外食や、帰省の際はなんでも食べます。でもおうちでは基本的に穀菜食。ちなみに小麦粉もほとんどとりません。
なので、一番"セミベジタリアン"に近いかなぁ^^

こういう風にいろんな枠組みがあるからこそ、「あの人ベジタリアンって言ってたくせに、チーズ食べてる〜」と思うなかれ!そのかたはぺスコベジタリアンベジタリアンかもしれません!
日本には、「カツオと昆布の合わせ出汁」という言葉があるように見た目はベジだけに見えても出汁にお魚を使っている場合がある。
また、キノコのソテーを乗せたパスタ、キノコをソテーするのがバターかもしれない。
そうすると、たったのそれだけなのにヴィーガンの人には食べることができないんですよ。それはわがままでも、食材を無駄にしたいわけでもない。
そしてもちろん、お店側も意地悪しようなんて気持ちはこれっぽっちもないです。むしろ食事を楽しんで欲しいけど、出汁に入っているかつおから変えるのは今更無理なんです。
京都にて、何度か外国人の方がコンビニのサラダを路上で食べているのを見かけました。レストランに入ると何が入っているかわからないから、原材料がわかるものを食べるしかないのだそうです。
日本のお店をすべてベジタリアン対応へ!
なんて絶対にいいません。
良さや個性を打ち壊すのはナンセンス。
ただ、お互いの理解はしあいながら食べることを楽しんで欲しいですね^^
わがままだとか思わず、その方の生きがいは守ってあげてください^^
では!
Meimei