こんばんは!
ローフードマイスター静岡浜北校・カジュアルベジタリアン料理教室Meimei主宰の石川久美恵です^^
表裏一体、表があれば裏がある、これは世の常であり、また物事に対し、永久的な絶対的な陰や陽というものは存在しません。
物事は常に移り変わるものであり、存在しうる限り、そこには陰陽が常にバランスを取り続ける。
また陰陽というものは見る角度、人、その人の精神状態からも変わります。比較対象によって物事の見方が変わるのも世の常ですよね。

でも、大事なことは一つ。
「見ているものは同じもの」
しかし、この陰陽思想というもの実はものすごく複雑にもなっているのです。なので古くは陰陽思想の始まりは中国最初の帝王"伏犠(フッキ)"が作ったものである、と言われています。
紀元前3350〜3040年もの昔だろ言われています。
紀元前3000年といえば日本は縄文時代よりも1つ前、石器時代。もう少しすると4大文明の1つ、メソポタミア文明が起こります。
そんなにも昔なもんだから、この陰陽思想というものは時代とともに現代まで5000年ほどの時をかけ、どんどん姿形や細いところが変わっていきます。
万物は常に変わり続けているので、これも当然。
マクロビオティックの陰陽思想については、創始者の桜沢如一氏がまとめた無双原理に基づくもの。そのため、氣学や易学、鍼灸、漢方などとは違うところがあります。
日本と中国でも全然違うのだから違って当然。
そして時代ももちろん違いますから、さらにマクロビオティックの陰陽思想は桜沢如一氏が確立したものとは違う点があって当然だということもわかります。
例えば、創始者の桜沢如一氏は非常に厳格で、握手をするときにその人の手の湿り気具合を確認し、弟子の手が湿っていれば、水分の摂りすぎだと注意したそうです。
しかし、現代はどうか?
程よく水分があることは好ましいと考えられています。ありすぎは、水滞、水毒といって水気による体調不良の可能性もありですが。
シリーズとしてこれから説明していきたいと思いますが、マクロビオティックの陰陽理論の定理の中に、絶対的な陰や絶対的な陽は存在しない、という教えがあります。
つまり、昔はこうだったが、今はこう。
よく医療の世界ではそうですが、昨日までの常識は今日の非常識。
新しい理論は常に生まれます。
万物は形あるものだけでなく、思想や想像の世界にも常に陰陽の考えが浸透します。
人が想像しうるものは全て存在する。
不思議かもしれませんが、あなたの身の回りにあるものには全て意思が存在しそこに陰陽理論が成立します^^
今日、生徒さんから「クレイは陰なの?陽なの?」という質問がありました。
その内容についてもまたお伝えしていこうと思います^^
では!